口の病気(治りかけ)フェレット
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フェレットの病気

フェレットのリンパ腫とは?その症状や治療法【わさびの療養記録7日目の画像】

投稿日:2017年7月14日 更新日:

下アゴがポコっと腫れて、歯根膿瘍か口腔内腫瘍か

治療とその判断を兼ねて2週間効き目がある抗生剤を投与してもらったワサビ君のお話し

口が腫れたフェレット
フェレット 口腔内の腫瘍(がん)とは?歯根膿瘍とは?【わさびの療養記録】

ここのところ、ずっと ニョロリン達のお口のトラブルについて、ちょっとムキになっています。 最近の更新が全部そうなので お気付きの方もチラホラおられるようですが… 現在、うちのワサビ君は病気療養中であり ...

この、

「下顎の腫れ」が

「口腔領域に初発症状を呈したリンパ腫であった場合」の事を私たち、いたちのおうちスタッフは一週間それぞれ考えていました。

…リンパ腫は悪性腫瘍です。

フェレット わさびとえる
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リンパ腫とは?

白血球のうち「リンパ球」と呼ばれるものがガン化して起こる病気

いわゆる、血液の癌です。

(我々人間も含めた脊椎)動物の体には血管のように全身に張り巡らされたリンパ管という組織があり、リンパ液が流れています。

そのリンパ液を運搬する導管ネットワークをリンパ系と呼び

このリンパ系には、老廃物を取り込んで排泄したり、免疫細胞を作るなどの機能があるのですが、

この免疫細胞の1つが「リンパ球」です。

そして、

リンパ管は、頸部(けいぶ:首のところ)、腋窩(えきか:脇の下ら辺)、縦隔(じゅうかく:肺のとこら辺り)鼠径部(そけいぶ:足の付け根のところ)などで合流して、リンパ節を形成しており、

そのリンパ節にリンパ腫は発生する事が多いとされています。

が、

リンパ球が存在している以上、全身どこのリンパ組織でもリンパ腫は発生する可能性があります。

生後4か月ほどで発症したフェレットの症例があり、そこには

「若ければ若いほど進行が早く、急激に衰弱する」と書かれていました。

成フェレットでは、

「そこまで急激な病状の進行は無く、非特異的症状が慢性的に見られる」とされています。

非特異的症状とは

副腎疾患などの場合に見られる左右対称の脱毛など、「病気の症状」とされるものの中には、特定の病気やいくつかの病気などに限り、独特で、その原因を特定しやすいものがあります。
この場合、その左右対称の脱毛は副腎疾患の特異的症状と言えます。

「元気が無い」、「食欲が無い」、「体重が減る」など、何らかの病気の症状ではあるけれど、
その症状だけではハッキリと原因を特定できない症状を非特異的症状と言います。

※特に病気がなくても、一時的にこうした状態になる場合も日常ではよく見られます。くれぐれも日常のそれと病気の非特異的症状である場合を見誤らないように気を付けてあげて下さい。

その症状が長く続くような時は「いつもの事ね」では無く、何らかの病気の非特異的症状だと疑い、

速やかに病院へ連れて行ってあげて下さいね。

症状は?

一般的な症状として、

元気がない、食欲が無い、体重が減るなどといった、非特異的症状があります。

微熱や脾腫などもその症状とされていますが

これらは全て、明確には分かりにくい症状であるため、飼い主さんが気が付かないうちに進行している場合もあります。

また、リンパ腫ができる場所によって、さまざまな症状が見られます。

リンパ節にできた場合

リンパ節が大きく腫れあがります。

肩や腋の下、顎、股、大腿部など体表にあるそこに出来たそれは、視診や触診で発見出来ます。

毎日のお世話で体を触った時にしこりに気付いたら、こちらを疑って病院へ連れて行ってあげて下さいね。

胸腔内にできた場合

腫れあがったリンパ腫が肺を圧迫したり、

胸水が溜まる事などから呼吸困難を起こします。

苦しそうな咳が続くといった症状もその特徴であるとされています。

腹腔内にできた場合

腫れあがったリンパ腫が消化管を圧迫するため、

食欲不振になったり、下痢や便秘、血便や嘔吐が続き

排尿困難が見られる事があります。

下痢止めのお薬などではその症状が改善されないのがその特徴です。

脊髄にできた場合

リンパ腫が脊髄(脳と体の各部分を繋ぐ器官)にできると、

神経症状がおこり、痙攣や麻痺などの症状が現れます。

その他

リンパ節は細菌感染などで炎症を起こしている時も腫れる場合があります。

シコリを見付けたからと言って、その全てがリンパ腫というわけでは無いので慌てないで下さいね。

過剰に不安になる必要もありません。

まずは、獣医さんにきちんと診てもらってあげて下さい。

また、

リンパ腫は、症状が出ている時期と症状が収まっている時期(寛解期)が周期的に起こるとされる病気です。(以下を参照して下さい)

原因と予防法。検査方法

兄弟や同居フェレット間での発症があるため、ウイルス性である事も考えられるという文献がありました。

しかし、それはまだ推測の域を出ておらず原因因子の特定には至っていないとなっています。

こちらなど⇒SBSコーポレーション フェレット資料室「リンパ肉腫」

※リンパ肉腫、リンパ性白血病など、その呼び方は複数ありますが、獣医学などその専門でもない限り基本的には同じ「リンパ腫」という事で参考になさって下さい。

また、「環境や遺伝じゃないか」とされるそれが多いようですが、こちらを例にだしたとしても同じようにその特定に至るまでの資料はありません。

要するに、

今のところ、正確な原因は不明とされています

原因が分からない病気は予防のしようがありません。

「リンパ腫はウイルス性の病気だ」としてその危険性を説いているサイト(上記リンク先ではありません)で

「リンパ腫の子との接触は避けるように」と書かれているのを見ましたが、

リンパ腫を患っている子をそういう(他の子と接触するような)場所に連れて行き、積極的に遊ばせるような飼い主さんはあまり居ないと思いますので、そんなに神経質に怖がる必要は無いんじゃないかなって私個人としては思っています。

そこを心配されるのであれば、

もっと確実に、それはウイルス性だと分かっているけど、症状も自覚も無い(気付かない)病気というのは他にたくさんありますので、もう一切、外へは出さないという選択をされるべきかと思います。

いたちのおうちの話し

まだ「その疑いがある」というだけだという事もありますが…

これこそ眉唾物だと訝しがられてしまうかもしれないお話しですが、私は氣を扱う職人(占い師)です。

そういう事をとても大切に考えています。

だから、ワサビ君とエルちゃんは一緒にいさせてあげています。

ケージからこちらを見てるフェレット

ワサビ君の体調の事を考えて「一緒に遊ばせる」という事はしませんが、せめて眠る時くらいは一緒にいさせてあげています。

普段は逆です。

遊ばせる時(放牧)に一緒にする事はあっても、眠る時(ケージ)は別々でした。

2人がスッポリ入れる

大きなハンモックです。

眠るフェレット

ワサビ君が大好きなエル、クックックック喜んでベタベタくっつきたがるエルを袖にしないワサビ君

仲良しなんだと思っています。

ワサビは大丈夫!って信じているのです。

だからこれで良いのです。

そんな占い師の「私はこう思います」なんて個人的な意見はここまでににして、

病気にならない環境作りが一番の予防

どんな病気に対しても

「予防」という観点でお話しさせて頂く時にいつも言っている事ですが、

やはり、

「適切な環境でストレスなく生活させてあげる事」

これが一番だと思います。

また、定期的な検診で早期に発見してあげる事がその後の生活にも色々としてあげられる事が出てくるんじゃないかなって思います。

検診・検査では

視診・触診で外側の

レントゲン検査では内側に、シコリがないかを調べます。

血液検査ではリンパ球の数や形に異常がないかを診ます。

または細胞診などで、その診断をするのが一般的かと思います。

細胞診とは

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治療法は?

例えば、病気が発覚した時点では、ただ1つのリンパ節にだけ腫瘍が認められたのだとしても

最初に説明した通り、リンパ液は全身をめぐっています。

その1つを切除したとしても、腫瘍細胞を取り除いた事にはなりません。

だから基本的に、切除手術は行われません。

ただ、切除する事によっての延命が期待できる場合や

それよりも生活の質が少しでも高められる事が期待できるなどの場合には、その為の外科手術をしてもらう事もあります。

※その場合でも抗がん剤治療は並行して行われる場合がほとんどです。

一般的な治療としては、

抗がん剤による化学療法となります。

抗がん剤治療には副作用があります。

また、

抗がん剤が効きやすい状況ばかりでは無く、できている場所や進行状況などによっては効果がほとんど期待できないという状況もあります。

そして、

その抗がん剤の治療であってもリンパ腫が完治するという事は無いとされています。

治療で腫瘍細胞を限りなく0に近づけてあげる事が出来たとしても、それは0ではないという事です。

残ったそれが再び悪さをする状態を「再燃」と言います。

抗がん剤治療の後、半年以上、再燃が見られなかったとしても

「完治」ではなく「寛解(かんかい:全治とまでは言えないまでも病状が治まっておだやかであること)」という表現になります。

腫瘍細胞が再び暴れ出す再燃と症状が治まる寛解の状態を繰り返すとされるリンパ腫の治療は

「一生続くもの」だと考えておいてあげた方が無難かと思います。

アタチはなこ
寛解の後、再燃せず一生を元気に過ごしたというフェレットを私は実際に何ニョロか知っています!!

現実的なお話しとして、

治療費はそれなりに高額となります。

治療方法や治療費などは獣医さんにとことん相談して、納得できるまでその説明をしてもらってあげて下さい。

必要であればセカオピでも転院でも何でも出来ることは全部してあげて欲しいと思います。

その一例として、

こちら(フェレット専科)にてご紹介させて頂いております、

きりがおか動物病院のホームページに「リンパ腫及び抗癌剤治療の飼主様へ」というページがありました。

いたちのおうちでは一度もお世話になった事はありませんが、

多くのニョロリストさん達が「信頼できる先生だ」として教えて下さっている獣医さんです。

何かが起こるその前に、ぜひ一度お読みになって頂けたらと思います。

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サプリメントを与えることについて

「○○に効く」と聞けば、その○○に当てはまる人は、それらを片っ端から試したくなるのは当たり前の事だと思います。

当てはまらない時には、効果を訝しんで否定的に見ていた人ほど、そうなる傾向にあるように思います。

私がそうです。

でも、それなりに勉強はしてきたから

実際に抗がん作用が証明されているサプリメントなんてほとんど無い事は知っています。

ただ、

病気をすると不足しがちになるビタミンやミネラルを補ったり、

(治療によって低下する)免疫力をサポートしたり、

食欲を増進させてあげるものなどが大切な役割を果たす物だって事も知っています。

そして、

そうしたサプリメントの中には治療に使うお薬との相性が悪いものや、お薬の作用に悪影響を及ぼすものがある事も知っています。

だから、獣医さんにはきちんと事前に相談しなければいけません。

ワサビ君のこと

遺伝子レベルで健康になろうというのが売り(なのかな…?)で、

自己の細胞に働きかけるとされているサプリメントをあげています。

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今日のアイキャッチ画像は

病院での投薬から7日目

サプリメント40回目くらい

フェレットの口元のトラブル

まだ炎症(赤み)は治まっていないけど

ポッコリは無くなってきました!

お薬が効いてくれているんだと思います。

サプリメントが良い作用をもたらしてくれているんだと思います。

応援してくださる皆さまのお陰だと思います。

ワサビ君の体が頑張ってくれてる証拠です。

ワサビの体、頑張れ!

ワサビの細胞、頑張れ!頑張れ!頑張って!!!

 

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